「私も悪かったんですが」

 
出会いは、同じ会社の先輩でした。

 
最初は面白い人だなと思い話していました。電話番号を聞かれたけど、その後連絡もなく、ただの会社の先輩と後輩の付き合いだったんです。

 
それから会社の飲み会があり、そこで意気投合してそれから何回か会い、付き合う事になりました。

 

その時に彼女がいる事を聞いたのですが、別れると言っていたので、その言葉を信じて付き合う事に。そうです!二股が始まったんです。
彼は、彼女と同棲していました。

 
彼女は焼きもちやきで、帰る時間も把握してるとの事だったので、私達が会うのは会社帰りの僅かな時間。

 
でも、いつの日か別れてくれるという期待があったので、特に苦にはなりませんでした。

 

馬鹿ですよね。恋は盲目って私の為にある言葉ですよね。

 
結局、彼女のいる人にちょっかいを出されて、まんまと引っ掛かったんです。

 

「バレた!!」

 

「メールを見られた」と彼から連絡がきました。マジで!?と、かなりの衝撃を隠せない私でしたが、でもこれで別れるんだなと思っていたのに「どうにか、ごまかしたよ」と安堵に包まれた彼の表情。

 

 

別れるって言ってから半年経つのに、一向に別れる気配もないし、更にバレたのに別れる気配ないし。

 

 

フツフツと私の中にも怒りが。普通ならここで、二股関係を止めればいいのに、何故か怒りながらも別れる気がなかったんです。
それから、また3ヵ月が経った頃彼から「とうとうバレた!またメールを見られた!

 

 

とりあえず、俺は実家に帰る」と驚きの報告が!2回もメールが見られるって…とことんマヌケな彼に呆れながらも、ようやく別れてくれるんだ。と今度は私が安堵の表情。
 

「彼女と別れたから」と実家に帰った彼は、独り暮らしの私の家に週に2日程、来るようになりました。
 
かなりユーモアのある人だったから、一緒に過ごす時間が楽しくて楽しくて。彼女には悪かったけど、とても幸せな時間が過ごせました。
 
でも、幸せな時間は続かず1本の電話が…

 

「直接対決」

 

「もしもし」と私。
 
「あんた!どういうつもり!?」と、まさかの彼女からの電話が!
 
ちょうど彼がいない時だったので、何がどうなってるのかパニック状態。
 
「いつまで、つきまとってんのよ!」
 
と、何故か私がつきまとってる事に。
 
私もここで反撃に出ました。
 
「彼から、もう別れたって聞いたんですけど!」と冷静に言いはなったら

 

彼女が
 
「まだ、別れてないんだけど…」
 
お互いに「ん?」と、時が止まりました。
 
そこから、話をお互いに照らし合わせていく事に。

 

結果、まだ二股を続けてる状態でした。両方に別れたと言って言いくるめ、同棲解消じゃなく、反省という意味で実家に帰ったとのことでした。

 

もう既にお気付きだと思いますが、ようやく!ロクでもない男だと気付いた!
 
 

彼女は前回の時に、私のアドレスと電話番号を彼の携帯からメモっていたらしく、今回の件で直接文句を言ってやろうと電話をしてきたとのことでした。

 

お互いに騙されてた事での熱い同じ気持ちに火が点きました。
 
まさかの「女舐めんな、復讐タッグ」誕生です。

 

「これぞ三者面談」

 

 

「ちょっと、買い忘れた物あるから買って来るね」と、遊びに来た彼に告げ留守番を頼みました。
 
20分程して「ただいま」と家に帰ったら
 
ソファに横になり、リラックスした彼が「おかえり」と向かえてくれました。
 
すると彼が固まって動かず、顔色が真っ青に!!
 
「何やってんの?」

 

 

私と彼女、二人で仁王立ちで登場!
 

そこから、地獄の三者面談スタート。
 
二人で貶して貶して、貶しまくる!
 
彼は方針状態のまま。
 
いきなり、二股の女たちが同時に現れて、そりゃぁパニックでしょうよ。
 
そうです。彼女と電話で色々と打ち合わせをして、今日の日をむかえてやりました。
 
もう、私達はあなたと付き合う気は一切ない。

 

と告げたが、何故か私に向かって「付き合って下さい!」と告白。
きっと、今まで二股関係を続けてきたから、きっと告白すれば大丈夫位に思ったらしく。

 

とことんナメられたもんだわ!
「お断りします」と丁重にお伝えしました。

 

 

彼は顔面蒼白のまま佇んでる中、彼女から
 

「凄い気が合うよね!飲みに行こうよ!」とお誘いがあり、「是非、行きましょう!」と彼の目の前で飲み会の日取りを決めてやりました。
 佇んでいる彼に「用が無いから帰って」と二人で言いはなって、帰ってもらいました。
後日、 
本当に彼女と飲みに行きとても仲良くなりました。
 
まあ、彼のタイプで付き合ってるので、私達も気が合う筈ですよね。
 
一番の復讐は、彼女と私が仲良くなったのかもしれません。
 
もう二股は、こりごりです。