私と彼が出会ったのは合コンの席でした。

 
女性たちの間柄で既に男性の特徴や職種など情報が洩れている中、今回の男性陣はイケメンだという話も出て女性たちは合コンを楽しみにしてたと思います。
 
私も出会いが少ないこともあり、いい男性と巡り合えたらなあと期待してましたし楽しみにしてました。
 
そして合コンが始まりました。
 
5対5の均等な人数で合コンは開始され、男性陣のどの人も私たちには勿体ないぐらいの素晴らしい方たちでした。
 
 

その中でも1人の男性はとても落ち着いていて真面目で誠実そうな男性でした。
 
他の女性陣はイケメン男性に夢中で私は誠実そうな男性に気を取られたといった感じです。
 
話を進めていくうちに、誠実そうな男性のお仕事や友人の事、家族の事も分かってきて人生を存分に楽しんでると感じ取れました。
 
 
男性のお仕事はIT関連で上司から期待されてるらしく、いつかは上に立って責任ある仕事も任されるかもしれないと嬉しそうに話していたのを覚えています。
 

とても信頼できる友人の事も話していて、中学時代からの付き合いだとも聞いています。
 
高校は同じIT分野の学べる分野へ進学し楽しい高校生活を送ってましたが、大学進学の時に友人はどうしてもチャレンジしてみたいことがありトップクラスの大学に行くつもりでいたんです。
 
彼も友人の頑張りを応援したいということで残り少ない高校生活を存分に楽しんで沢山の思い出を作ったとも言ってました。
 
大学が変わってもお互い会える時間を作って将来の事や時には悩んでることも相談し合う仲でとてもいい友人と出会えたと語っていました。
 

彼は家族の事も話してくれました。
 
父と母と彼の3人家族で、両親は彼をとても可愛がって暖かく見守ってくれる理想のような家族だと言ってました。
 
両親には恩返しを少しずつしていきたいとも聞きました。
 

それを聞いて、友人に恵まれ家族にも恵まれとても楽しい人生を送ってきて私は彼のことをもっと知りたいと思いました。
 

合コンの後、彼の連絡先を教えてもらい、何度かデートを重ね私たちは恋人になりました。
 
 
時が流れ、彼と半年ほど付き合った時に記念日も含め2人で旅行をしようとプランを立てて温泉旅行を満喫しました。
 
彼は先に温泉に入ってくると告げ部屋を後にしました。
 
私は、携帯のカメラで外の景色やホテルの館内の写真を撮って2人のアルバムを作ろうとしてました。
 
そのため温泉は後回しにし写真を撮ることに夢中になってました。
 
 
あらかた、写真を撮り終わり私も温泉に行こうと思ってた時に彼の携帯に見知らぬ人からのメッセージが入ってきたんです。
 

 
彼は誠実で真面目でとてもいい人という印象が強かったため何も疑うことをせず深く考えずメッセージを開いてしまいました。
 
そしたら、まるで恋人のようなメッセージのやり取りが永遠と続いていて見間違いだよねと思いながらも過去のメッセージを見てみましたが間違いなく付き合ってるかのようなメッセージしかなかったんです。
 
 
それからは、温泉に入っても忘れようとしても気にしないようにしようとしても彼を疑うことしかできませんでした。
 

温泉から出て、彼を直視できず不自然な対応しかできずとても歯がゆい気持ちでした。
 
とりあえず、せっかくの温泉旅行を台無しにしたくないという気持ちの方が強くて頑張って何事もなかったように振舞いました。
 
この件は温泉旅行が終わった後に話題にしようと思いとりあえずは我慢してました。
 

温泉旅行が終わり、私は彼の友人にコンタクトを取り彼に怪しい行動などなかったか聞いてみたところ気になる部分はあったかなと話してました。
 
どうやら彼は仕事の関係で他企業との交流があったらしく、その時にお偉いさんからとても気に入られ女の子を紹介されたと言ってました。
 
 
その女の子はお偉いさんの娘さんということもあり、断ることができず知らないうちにその娘さんと付き合うとこまで来てしまったと言ってたのです。
 
 
何故か結婚の話まで出ていてさすがに、どうにかしないといけないと頭を抱えて悩んでいたと聞きました。
 
彼を責めるのも可哀想に思えましたが、やはり期待に応えれないならしっかり伝えないと取り返しのつかないことになることもあるということを言いたくて彼に正直に話しました。
 
 

ただ、普通に伝えるのもどうかと思ったし悩んでたといえ可愛い女の子と連絡をとってウハウハ浮かれてたんではないかということも考えると何か復讐したいと思い友人と私の組み合わせで彼を呼び出し説教することにしました。
 
浮気に近いことをしているということや、悩んでいるなら私も力になるということを彼に伝えました。
 
復讐と言えるか分かりませんが今でも彼の滅多に見れない一面を見れて当時の事を思い出して時々、彼をからかうようにしています。
なんだかんだ、2人の間ではいい思い出になりました。